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島根県、2社の立地計画認定 浜田市工業団地に新工場

【2024年7月19日付 西日本面 日刊工業新聞電子版

【松江】島根県は、同県浜田市内の石央物流軽工業団地に新工場を建設する双洋電機(島根県益田市、柳井達也社長)と江木蒲鉾店(同浜田市、江木修二社長)の2社に、県企業立地促進条例に基づく立地計画認定書を交付した。県西部地域の雇用創出と地域産業の高度化につながることを期待し、立地自治体とともに資金や人材確保の面で支援する方針だ。

双洋電機は半導体製造装置向けの組み電線(ハーネス)の需要増を見込み、約3億円を投じて既設の浜田工場を移転する。合わせて設備の増強に取り組む。建屋面積は1000平方メートルで、2025年2月の操業開始を予定する。

江木蒲鉾店は特産品の魚肉練り製品需要が伸びているため、約3億3000万円を投じて既設工場を移転し、生産能力を高める。建屋面積は約1200平方メートルで、11月にも操業を始める予定。

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