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山形・南陽市、新団地整備 候補地選定へ9月補正計上

【2024年10月3日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

【山形】山形県南陽市は市内で新たに工業団地の整備に関する調査を始める。市内2カ所の工業団地用地が完売している上、ここにきて企業からの需要が高まっており、整備に向けた検討に着手する。分譲時期や1区画当たりの面積、想定雇用創出人数などは現時点では未定。ただ、南陽市商工観光課の担当者は「できるだけ早期に団地を整備したい」との見通しを示す。

南陽市は山形県内陸部に位置し、人口約2万9000人。市内には福島市や山形市などを結ぶ東北中央自動車道、宮城県と新潟県をつなぐ国道113号線が通っている。東北中央道が整備されたことで、市内外の企業から市役所へ企業進出に関する問い合わせが増えている。ただ、市内にある南陽西工業団地(総面積26・8ヘクタール)と梨郷工業団地(同3・8ヘクタール)は全区画を完売し、企業に提供できる土地はないという。

そのため市では

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