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野中工業所、新工場自動化ライン稼働 金属加工を集約

【2024年11月22日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

【宇都宮】野中工業所(栃木県佐野市、野中啓太社長)は、本社近隣に新工場「第5工場兼FA研究所」を稼働した。投資額は約4億円。既存工場から金属加工の自動化ラインを集約し、自動車部品や建設機械部品、トラック部品を生産する。月産10万ピース程度で操業を始め、設備の増強により最終的に同30万―50万ピース程度を計画する。工場全体の自動化実証の場と位置付け、構内搬送の自動化にも着手する。

敷地面積は2320平方メートル。平屋建て鉄骨造りで、延べ床面積は1320平方メートル。一次加工場に切断機3台を設置した。最終加工場は生産設備11台6ラインで操業を始め、今後、25台13ラインまで増強する計画だ。野中社長は「2028年度中に(工場スペースを)全て埋めるのが目標」と展望する。

材料や副資材、完成品の構内搬送は

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