各社、進出機に事業拡大
関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)の一翼を担う津田サイエンスヒルズ(大阪府枚方市)が、事実上の工場団地として再スタートを切ってから20年がたった。金属加工など20社以上が集積し、大阪府内でもモノづくり拠点としての存在感を示す。設立20周年を迎えた津田サイエンスヒルズまちづくり協議会の能美一夫会長(伸和製作所会長)に、20年の道のりと今後への期待を聞いた。
―立地企業の多くが2004年から07年にかけ進出しました。
「元々津田サイエンスヒルズは半導体産業の研究拠点の立地を目指していたが、なかなか誘致が進まず、用途地域を変更して…