【大分】大分県は2024年度の企業誘致件数が、前年度比10件減の50件だった。業種別では輸送用機械(自動車関連)が最多で同3件増の17件、次いで情報通信(IT関連)が同5件減の8件。電気・電子(半導体関連)は同4件減の5件だった。新規雇用者数は同64人減の549人となった。設備投資額は同221億円減の603億円だった。
市町村別では、大分県北部地域の中津市が最多で同5件増の11件、次いで東部の国東市が横ばいの8件、中部の大分市は10件減の7件だった。
佐藤樹一郎知事は「立地に対するニーズは強いものがあるので市町村と連携しながら用地確保、受け入れ環境整備を進め、情報発信に力を入れていく」と意欲を示した。