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ハイケム、エチレングリコール製造技術をマレー社に供与

【2025年5月22日付 素材・エネルギー・環境1面 日刊工業新聞電子版

ハイケム(東京都港区、高潮社長)は、マレーシア・サラワク州政府所有のサラワク・ペトケムとエチレングリコールプラント開発・建設への協力で合意した。ハイケムは主に、合成ガス由来のエチレングリコール製造技術をライセンス供与する。プラントの稼働時期や生産能力などの詳細は今後協議する。

エチレングリコールプラントは同国サラワク州・ビンツルの石油化学工業団地内に建設する。当初は天然ガス由来の合成ガスを使うが、将来は再生可能エネルギー製のグリーン水素やバイオマス由来の二酸化炭素への原料転換を進める。

同社の合成ガス由来エチレングリコール製造技術は、中国中心に合計23件のライセンス契約実績があるという。

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