【横浜】エバラ食品工業は国内製造体制の再編に着手する。製造体制を変革し、大量生産から多品種少量生産までの対応力を向上する。「しもつま中央工業団地」(茨城県下妻市)の工場用地を取得し、新工場「茨城工場(仮称)」を建設する。新工場の敷地面積は6万1125平方メートルで、同社の工場用地としては最大規模となる。取得価額は約21億円。今後、数期に分けて製造体制を整備する。第1期の稼働時期は2028年度ごろを予定している。
業務用ラーメンスープ、がらスープなどを製造している群馬工場は27年3月に操業を停止する。同工場の生産品は、ほかの国内グループ工場などで生産する。