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暁運送、群馬・富岡に危険物倉庫 リチウム電池再生参入

【2025年10月23日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

6棟設置、安全に保管

【さいたま】暁運送(埼玉県本庄市、脊山知教社長)は、群馬県富岡市に危険物倉庫を建設する。同市内の工業団地に化学品やリチウムイオン蓄電池などを安全に保管できる倉庫を6棟設置する。危険物倉庫としては、東日本地域で最大級の規模を見込む。総投資額は約30億円。すでに工事を着工しており、2026年7月の稼働を目指す。将来はリチウムイオン蓄電池の保管からリサイクル処理までを一貫して手がける計画で、34年には売上高を現在の約4倍の100億円に引き上げる方針。

富岡市が分譲した曽木工業団地を購入した。敷地面積は約2万5000平方メートルで、消防法で定められた建築面積1000平方メートル以下の危険物倉庫4棟と、5―20度Cの温度管理が可能な定温危険物倉庫2棟を建設する。荷さばき場や管理棟、フォークリフト充電所なども設ける。危険物分類の第4類と第5類に対応できる。

泡消火設備や消防車が迅速に消火活動ができる

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