船体ブロック製造で脚光
因島鉄工業団地協同組合(広島県尾道市、柏原秀幸代表理事)は、“造船の島”と言われてきた広島県因島の北部に位置する工業団地。入居する13社のうち6社が船体ブロックの製造を手がけている。
1965年に船体ブロックの製造を開始、協力会社による船体ブロックの供給は日本初だった。最盛期には月間1万5000トンを超えるブロックを出荷。今でも20社以上の造船所に向け平均で月産約5500トンを製造しており、船体ブロック製造で日本一の集積地の座を維持している。
特徴的なのは、会員各社個別の受注活動と並行して、…


