感染対策とのジレンマ 中国では新型コロナ肺炎(COVID―19)の感染拡大が経済活動に暗い影を落としている。初期段階での封じ込めに失敗した中国政府は、その後湖北省(省都=武漢市)を「都市封鎖」するなど強硬策に転じ、国を挙げて感染拡大阻止に取り組んでいる。しかし、感染対策を強化すればするほど経済活動を鈍らせるというジレンマに直面している。 旧正月(春節)連休明けの生産再開は極めて厳しい状況だった。新型コロナ肺炎の影響で例年より1週間遅れて生産を始めたものの、いまだに正常な生産体制には戻れていない。その主因は… 日刊工業新聞電子版で続きを読む (電子版への会員登録・ログインが必要です) 【関連記事・情報】 【連載】グローバルの眼/新型コロナ、中南米経済を直撃 【連載】グローバルの眼/新型コロナ 欧州経済の脅威に 新型コロナ/外資活動じわり緩和 アジア各国、進出企業へ支援策 新型コロナ/トヨタ、インドネシア工場の稼働停止 新型コロナ/茨城県、生産拠点開設企業対象に上乗せ補助 最大2億円 中国グローバルの眼国際経済経済成長率インフラ投資新型コロナ都市封鎖所得倍増計画