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特集

地域経済の今(4)熊本・八代の港湾振興 企業立地増やし好循環

【2026年2月17日付 日刊工業新聞 列島経済2面】

台湾航路拡充を働きかけ 荷主に助成、利用促進

熊本県は県内の国際物流拠点である八代港(熊本県八代市)と熊本港(熊本市西区)の振興や競争力強化に力を入れている。県は両港を県の産業競争力を左右する基盤と捉えており、特に八代港は県最大の貿易港だ。港を管理する県や地元の市、経済・貿易団体、運送事業者などは、それぞれのポートセールス協議会を構成。国際航路の拡充や貨物集荷力の強化による持続的な港湾利用を官民一体で推進する。(西部・勝谷聡)

地域経済の今(4)熊本・八代の港湾振興 企業立地増やし好循環
参加者に好評だった昨年11月の八代港のバックヤードツアー(熊本県企業立地課提供)
八代港は球磨川の河口に位置し、明治期に近代的な港湾整備が始まった。1924年には現在の日本製紙八代工場(熊本県八代市)が設立。その後も化学関連や酒造会社などの工場が進出した。輸出入品目は立地企業の影響を受けて変化しながら、原木や紙・パルプの輸出、化学工業品や飼肥料などの輸入で発展した。

八代港の国際コンテナ取扱量は、港湾と後背地の産業活動を映し出すバロメーターと言える。2009年から右肩上がりを続けてきたコンテナ取扱量は、高水準を維持しながらも21年をピークに減少傾向にある。取扱量の回復と持続的成長が課題だ。

コンテナ取扱量減少の理由について

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