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特集

マチノカタチ 福島県浪江町の青写真(3)交流・連携 地元雇用生む

【2025年12月10日付 日刊工業新聞 東日本】

業態深化で出稼ぎ不要に

福島県浪江町で復興計画(第3次)後期基本計画の2025年度中の策定が進む。その前年の24年、町は福島国際研究教育機構(F―REI、浪江町)立地に伴う状況変化に対応するため、「浪江国際研究学園都市構想」を策定した。同構想では現在策定中の復興計画(第3次)改定時に、施策などの整合を図って復興計画に統合し、同構想は発展的解消となる方針だ。

マチノカタチ 福島県浪江町の青写真(3)交流・連携 地元雇用生む
グリーン水素を製造するFH2R
同構想のビジョンとして「地域と福島国際研究教育機構をはじめとした多様な主体が共生する持続可能なまちづくりの実現」をうたう。これまで何かに依存しなければ成り立たなかった地域経済に、F―REIは新風を吹き込めるか。

福島県浜通り地域(沿岸部)中部に位置する

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