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彩の国工業団地連携協、埼玉・狭山で初の工場開放

【2018年10月24日付 中小企業・地域経済面 日刊工業新聞電子版

学生や企業関係者らが旋盤加工を体験(山田精密製作所)

彩の国工業団地連携協議会(埼玉県久喜市、石田嵩会長=ユース会長、0480・48・7202)は、埼玉県狭山市内の8工場で「彩の国オープンファクトリーin狭山」を開いた。4コースに分かれ、1コース2工場ずつをバスで回った。学生や企業関係者ら約90人が参加した。

このうち、ウレタンゴム製品製造のソマールゴムでは注型成形やプレス成形などの現場を見学。ジェットコースター用の車輪に使われる製品について「どれほど持つのか」など質問が相次いだ。

電気自動車(EV)部品や鉄道の保線用品を手がける山田精密製作所では、旋盤加工を体験した。参加者は緊張の面持ちでキーホルダー部品の円筒部を切削し、溝を彫るのに成功すると歓声が上がった。

川越狭山工業会(狭山市)が中心になって企画したもので、県内11団地で組織する同協議会で初の工場公開。販路拡大や人材確保、製造業の認知度向上につなげる狙い。(さいたま)

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