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日本モウルドと井上特殊鋼、栃木市・千塚産業団地に進出

【2018年11月21日付 中小企業・地域経済面 日刊工業新聞電子版

千塚産業団地(県ウェブサイトから)

【宇都宮】栃木県栃木市の千塚産業団地に、日本モウルド工業(愛知県安城市)と井上特殊鋼(大阪市西区)の進出が決まった。総面積と価格は、日本モウルド工業が約1万5000平方メートルで約2億2500万円、井上特殊鋼が約1万6000平方メートルで約2億2000万円。

日本モウルド工業は古紙などを使った鶏卵輸送容器やフルーツトレーなどを手がける。5年以内に建屋を建設し、近郊地域の物流拠点を集約して効率化する。当面は物流拠点として稼働させるが、「将来は製造拠点としての役割も持たせたい」(日本モウルド)としている。金属加工製品などの販売を手がける井上特殊鋼も新たな物流拠点を整備する方針で「関東一円、東北地方への物流機能を強化する。2019年中にも着工し、20年2月頃の稼働を目指す」(井上特殊鋼)考え。

同団地には、エステーや真岡製作所(栃木県真岡市)などが入居。5区画が残っており、栃木市は県南地域で首都圏に近いことなど優れたアクセス性を前面にアピールし、19年度中の完売を目指す。

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