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北拓、福島に新拠点 東日本の風力メンテカバー

【2018年11月20日付 建設・エネルギー・生活面 日刊工業新聞電子版

福島支店は東日本の風力発電施設集積に対応

【いわき】風力発電施設のメンテナンスを手がける北拓(北海道旭川市、吉田ゆかり社長、0166・60・8225)は、風力発電機器のメンテナンスや、メンテナンス技術の開発、トレーニングを行う拠点として福島支店(福島県いわき市)を2021年に新設する。総工費は約20億円。トレーニング用の実機や遠隔監視センターも設置する。福島県では太平洋側を中心に日本最大級の陸上風力発電基地の建設が本格化する見通しで、新支店は東日本地域での風力発電施設の集積に対応する。

北拓は風力発電のメンテナンス事業で国内トップ。新設する福島支店は、いわき市の四倉工業団地の2ヘクタールの敷地に物流倉庫とトレーニング棟を建設する。出力3400キロワットの風車も設置して、実機を使った安全なトレーニングもできる。各地の風力発電施設を監視する遠隔監視センターも設置する予定。

同社は16年にメンテナンスやトレーニングを行う北九州支店(北九州市若松区)を設置している。福島支店の設置により、北海道の本社と北九州支店と合わせて全国をカバーする体制を整える。自社が商業運用している南伊豆風力発電所(静岡県南伊豆町)、番屋風力発電所(鹿児島県南さつま市)での実習も引き続き行う。

同社は北九州市で計画されている22万キロワットの洋上風力発電所の建設計画にも参加しており、北九州支店は洋上風力に対応する拠点としても整備している。一方、新設する福島支店は、同県阿武隈高原やいわき市における大規模な陸上風力発電所の建設計画を念頭に、陸上風力を中心に対応していく。

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