千葉県は、名古屋市内で「千葉県企業誘致セミナー2018in名古屋」を開いた。森田健作知事(写真)が講演し、中京圏の企業関係者ら約130人に対し基幹道路網の整備などが進展する千葉の立地環境をアピールした。
「交通網が充実する千葉の魅力」をテーマにしたトークセッションには、千葉県に拠点を置く敷島製パン(名古屋市東区)の家田茂常務、プロロジス(東京都千代田区)の中村明夫シニアバイスプレジデントらが登壇。立地のメリットについて家田氏は「都心に近く市場が大きいのに加え、港湾を通じた原料調達がしやすい」と強調。中村氏は「インフラ整備がかなりのスピード感で進んでいる。成田・羽田の両空港へのアクセスも良い」と説明。そのほか、千葉県柏市の柏の葉地区に研究拠点を置く光機械製作所(津市)の西岡慶子社長が講演。「人工知能などの研究が集約されてきており、産学連携が期待できる」と語った。