滋賀銀行は15日、取引先企業の海外展開を支援するため、ベトナム・ハナム省のドンバンⅢ工業団地インフラ開発株式会社と「優遇措置に関する協定書」を締結したと発表した。同社との協定締結は近畿地方の民間金融機関では初という。
ドンバンⅢ工業団地の総面積は300ヘクタールで、このうち第1期131ヘクタールは日系企業専用。協定締結により、同行の取引先企業は進出時に土地使用権価格の優遇や、団地視察への協力などを受けることできる。工業団地周辺のインフラ整備は円借款で行われており、日系企業の進出が増加しているという。