Powered by 日刊工業新聞

ニュース

山口・岩国市、地元2社と立地協定 市内の産業団地完売

【2019年3月29日付 中小企業・地域経済面 日刊工業新聞電子版

【広島】山口県岩国市は、市内の産業団地テクノポート周東に進出する2社との間で進出協定を結んだ(写真)。進出する2社は共進(山口県岩国市)とクロカワ(同)。これにより市内の産業団地は完売し、今後は民間遊休地の仲介などで企業誘致を行うという。

共進は1万5543平方メートルの土地に延べ床面積5500メートルの事務所と倉庫を建設し、2021年6月に稼働させる。土地を除く投資額は3億5000万円。新事務所には、岩国市と近郊に4カ所ある事務所と営業所を集約し本社も移転する。倉庫は温度管理機能などを備え、保管品の品質向上につなげる。

クロカワは敷地面積1826平方メートルの土地に延べ床面積822平方メートルの建屋を建設し21年4月に稼働する。土地を除く投資額は8000万円で15人を新たに雇用。地元の機械メーカーから構内作業などを請け負っており、今回が初の自社工場。機械の組み立てや出荷前調整を一貫して請け負える体制を整える。

おすすめコンテンツ from Biz-Nova(ビズノヴァ)

ページトップ