大阪府は11日、双日と府内中小企業の海外事業展開支援に関する協定を結んだ。双日がベトナムとインドネシアで運営する工業団地を対象に、投資促進セミナーの開催や貸し工場の視察、入居支援など5項目で連携する。大阪府の西田淳一商工労働部長(写真左)は「これを機に中小企業には(海外進出で)活躍してもらいたい」と強調した。 大阪府はアジア地域への中小製造業の進出支援を重点戦略の一つに掲げる。6月にはベトナム計画投資省外国投資庁と、ビジネス交流の促進に関する覚書を結んだ。 大阪府が中小のアジア進出支援に関する協定を結ぶのは、住友商事に続き2社目。 【関連記事・情報】 双日、神戸市などと協定 兵庫県内企業のアジア進出支援 住商と大阪府、中小のベトナム進出支援で協定 第2タンロン工業団地進出をサポート 双日、ベトナム・ホーチミン近郊で工業団地販売 大ガス・双日、ベトナムに天然ガス会社 日系5社に供給 埼玉県産業振興公社、インドネシア商談会・参加社募集 → 日刊工業新聞電子版で「大阪府」関連の工業・産業ニュースを見る (電子版への会員登録が必要です) ベトナム大阪府中小企業インドネシア双日海外事業アジア進出支援