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双日、ベトナム・ホーチミン近郊で工業団地販売

【2018年10月12日付 中小企業・地域経済面 日刊工業新聞電子版

双日はベトナムのホーチミン市近郊で、新たな工業団地の販売代理を12日に始める。同社のベトナム工業団地事業としては第3弾となる。同国の工業団地開発会社フー・アン・タン・ロン・アンと、ロンアン省の新工業団地の販売代理契約を結んだ。日系をはじめとした企業誘致活動を展開し、50―80社程度の入居を見込む。

双日が販売代理を始めるのは、ホーチミン市中心部から南西約35キロメートルに位置するフー・アン・タン工業団地。敷地面積は約350ヘクタールで、このうち販売可能面積は約190ヘクタール。同団地から自動車で45分圏内に、日本人学校を含む外国人居住地域がある。ベトナム最大級のカットライ港までは自動車で約70分。

同国への進出企業はこれまで部品の製造や加工といったサプライヤーが多数を占めてきた。

近年は経済発展に伴い、ホーチミン近郊で消費財関連企業の進出も増えている。新工業団地では食品や流通関連の誘致も見込んでいる。

双日はベトナムで1996年からロテコ工業団地(ドンナイ省)を開発・運営し、13年からロンドウック工業団地(同)を運営している。

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