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深層断面/「台風19号」長野の中小、復旧の先へ 災い転じて「事業革新」

【2019年11月26日付 深層断面 日刊工業新聞電子版

被災した印刷機の前で、復旧後の事業革新について話し合う杏花印刷の赤地精社長(左)と赤地正行常務

台風19号が日本列島を襲ってから1カ月半。浸水被害を受けた長野県の中小製造業が復興に向けて試練に立ち向かっている。泥のかき出しにめどがついたのもつかの間、冠水した設備の多くは修理が難しいと聞かされ、対応を迫られる例は少なくない。ただ、これを機に被災前の姿に戻す復旧ではなく、事業革新に挑もうという動きもある。災い転じて福となす―。長野市の北部工業団地で創造的復興に動く被災企業を追った。(長野支局長・縄岡正英)

想定超えた泥の被害

「工場に押し寄せた泥水がこんなにも障害になるとは思わなかった」。10月12日に台風19号が上陸し、千曲川が氾濫した。3週間程度たった頃から、北部工業団地で各社の復旧を阻む泥に多くの経営者がため息をついた。「冠水した機械は洗って乾かせば修理可能ではないか」という期待があった。だが、…

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