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台風19号/杏花印刷、一部社員を代替依頼2社に出向 雇用維持で連携

【2019年11月6日付 総合3面 日刊工業新聞電子版

【長野】杏花印刷(長野市、赤地精社長、026・296・8373)は、台風19号の浸水被害を受けた工場の復旧に時間がかかるため、一部社員を協力関係にある市内の印刷会社2社に出向させることを決めた。月内に手続きを済ませる。出向は一時的な措置で、代替印刷を依頼した2社が受け入れる。地域の同業が雇用維持でも連携し、災害後の苦境に立ち向かう。

出向者数は蔦友印刷(長野市)に5人、亜細亜印刷(同)に4人の計9人。

全員とも杏花印刷に在籍したまま出向先と雇用契約を結ぶ。今回、2社から出向者を受け入れるとの打診があった。期間は復旧まで。

杏花印刷は、同市の北部工業団地に立地し、チラシやカタログの印刷・製本を手がける。社員数は30人。台風19号による千曲川の氾濫で工場が浸水し、操業できない状況にある。

早期復旧に向けて印刷機などを修理するか新規購入するかを判断する予定。赤地社長は「いずれにしても再稼働まで最低でも半年はかかる」とみている。

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