耐久試験、専門家が助言
ユアサシステム機器(岡山市北区、岡崎恭久社長、086・287・9030)は、主力製品である耐久試験機を使い試験や評価を行う賃貸型の研究室を6月に開設する。折り畳み型スマートフォンの製品化など曲げる、折るといった耐久性を試験する対象が拡大している。研究室では新たなユーザーに対して試験方法などのアドバイスや、専門家からの技術的助言も提供していく計画だ。
【折り畳みスマホ】
同社は耐久試験機のトップメーカーで、試験対象物に負荷がかからない無負荷型の耐久試験機を生産する。製品化した当初は電線が耐久試験の対象だったが、スマホの普及などからフィルムやフレキシブルプリント基板(FPC)といった薄い素材に試験の対象が広がった。
さらに近年、…