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静岡・小山町の工業団地、手原産業倉庫が進出

【2020年7月15日付 西日本面 日刊工業新聞電子版

静岡県は、同県小山町にある富士山麓フロンティアパーク小山の9番目の進出企業として、物流サービス業の手原産業倉庫(滋賀県野洲市)と売買契約を結んだ。同社は物流センターを建設し、首都圏や中部圏への販路開拓を拡大する。2022年6月の稼働を計画。土地、建物、設備などを含めた投資総額は33億4600万円を予定している。

同社は同工業団地の区画2万5000平方メートルを5億4000万円で購入した。文具をはじめ食品など各種商品の保管、在庫管理を行う流通加工と商品輸送などの業務の受託を行う。滋賀県に拠点を置く物流サービス会社としては最大規模。

同パークは分譲面積約23万8800平方メートル。23年度開通予定の新東名高速道路小山パーキングエリアスマートインターチェンジが近く、都心から約1時間という利便性の良さが特徴。(静岡)

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