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ニュース拡大鏡/夢洲開発に“待った” コロナ余波、万博と同時開業の夢潰える

【2020年9月23日付 西日本面 日刊工業新聞電子版

IR誘致、対面交渉困難 タワービル、構想見直し

新型コロナの影響で大きく計画が見直されている夢洲

新型コロナウイルス感染拡大の余波を受け、大阪府・市が有効活用を目指す「夢洲〈ゆめしま〉(大阪市此花区)」の開発に“待った”がかかっている。府市が同地への誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)は、立候補する海外事業者との対面交渉が困難なことから協議を中断。大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)の「夢洲駅タワービル」も構想見直しを迫られている。2025年には「大阪・関西万博」のパビリオンと並んでIR関連の巨大建築がお目見えするはずだった夢洲に、暗雲が立ちこめている。(大阪・大川藍)

「事業者の投資余力も落ちており、そういうことも勘案しながら開業時期を見定めたい」。6月の会見で大阪市の松井一郎市長はこう答え、夢洲に誘致予定のIRと万博との同時開業を断念。これまで27年3月末の全面開業を条件としていたスケジュールをさらに1―2年後ろ倒しする考えを示した。7月が期限だった提案書類の提出も無期限延期とし、IRに関する交渉は事実上ストップしている。

大阪IRに唯一名乗りを上げているのが

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