戸田建設はブラジルに現地法人2社を設立し、北東部のリオグランデ・ド・ノルテ州で発電出力2万7720キロワットの陸上風力発電・売電事業を始める。既存のブラジル戸田建設の営業網を生かし、日系進出企業や自由市場で再生可能エネルギーを売電する。総投資額は約40億円。2021年7月に稼働を予定している。 100%子会社の戸田インベストメント・ブラジルを設立。発電・売電事業のほか、不動産事業など現地の事業領域を拡大する。同社が100%子会社、戸田エネルジア・ブラジルを立ち上げ、現地で事業買収などを念頭に発電・売電事業に特化して展開する。 戸田建設によれば、ブラジルには水力発電が多く、… 日刊工業新聞電子版で続きを読む (電子版への会員登録・ログインが必要です) 【関連記事・情報】 【連載】新興国ウオッチ(6)ブラジル 深まる混迷、EPAに活路 広島食品工業団地協組など、売電事業に参入 バイオ発電所設置 美濃工業、タイに第2工場 アルミダイカストに投資6億円 【連載】グローバルの眼/地方にみるアジアとの結びつき 経産省、再生エネ軸に経済構築 脱炭素社会へ年内めど新計画 ブラジル売電現地法人再生可能エネルギー戸田建設リオグランデ・ド・ノルテ州陸上風力発電