住友商事は日本マニュファクチャリングサービス(nms)と協業し、ベトナムのタンロン工業団地で日系企業向けの製造請負を今月から始める。nmsはベトナムで高度な製造技術を持つ人材を約1500人有しており、これらの人材を活用して自動車部品や電子部品などの製造を請け負う。生産ラインの一部移管にも対応する。
工業団地の利用により、顧客企業は土地の購入や建屋の建設にかかるコストを抑えられる。さらに、住友商事は製造請け負いもアピールすることで、自社が運営するタンロン工業団地への企業誘致を積極化する。
新型コロナウイルス感染拡大により…
日刊工業新聞電子版で続きを読む
(電子版への会員登録・ログインが必要です)