【水戸】JX金属は8日、半導体向けスパッタリングターゲット材と圧延銅箔をそれぞれ生産する2工場を茨城県日立市内に新設すると発表した。投資総額は計約300億円。第5世代通信(5G)やデジタル変革(DX)の進展などを受け、半導体や電子部品の爆発的な需要の増加に対応する。 半導体の金属配線用膜材料となるスパッタリングターゲット材の新工場は、日立北部工業団地内に建設し、投資額は約140億円。熔解・圧延工程を担う工場として、2023年度下期に稼働する。新工場を含めた全社で同材料の生産能力を20年度比80%増強する。 電子部品に使う圧延銅箔の新工場は、… 日刊工業新聞電子版で続きを読む (電子版への会員登録・ログインが必要です) 【関連記事・情報】 岩手・奥州市、新工業団地の整備に着手 10万平方mの用地造成 オンワード技研、新工場を今秋着工 ニッケ機械製作所、宮城に新工場 車載部品製造向け7月稼働 茨城県開発公社、ヒロセHDと売買契約 稲敷団地の16万㎡ エム・ネットワーク、化学品の新工場 → 日刊工業新聞電子版で「茨城県」関連の工業・産業ニュースを見る (電子版への会員登録が必要です) 半導体新工場JX金属日立市圧延銅箔スパッタリングターゲット材