国民の気質魅力 地政学的リスク小さく 政情不安や地政学的リスクが少ない進出先としてバングラデシュが注目されている。住友商事は3月、同国経済特区(BSEZ)の工業団地の販売を始めた。東南アジア諸国より安価な人件費や日本人とコミュニケーションを取りやすい国民の気質が魅力という。アパレルなどの輸出型産業だけでなく将来的な内需も期待でき、多くの日本企業が熱い視線を送っている。(森下晃行) 住友商事はバングラデシュ首都ダッカ周辺のBSEZに約190ヘクタールの土地を先行開発し、段階的に拡張する計画。既に土地の引き渡しは可能で、2022年末の完工を目指している。 同社海外工業団地部の中西栄介部長は… 日刊工業新聞電子版で続きを読む (電子版への会員登録・ログインが必要です) 【関連記事・情報】 ニュース拡大鏡/大成建、「環境共生型」実現 工業団地、森づくり両立 ニュース拡大鏡/福島新エネ社会構想、来年度第2フェーズ ニュース拡大鏡/夢洲開発に“待った” コロナ余波、万博と同時開業の夢潰える ニュース拡大鏡/東京ガス・TGES、エネ地産地消で高効率 CO2を20%削減 住商、バングラ経済特区の工業団地販売 12月完工・操業開始 → 日刊工業新聞電子版で「バングラデシュ」関連の工業・産業ニュースを見る (電子版への会員登録が必要です) 住友商事工業団地ジェトロ双日日本貿易振興機構バングラデシュ