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深江化成、第4工場新設 ピペットチップなど生産能力4割増強

【2022年3月31日付 素材・医療・ヘルスケア面 日刊工業新聞電子版

【神戸】深江化成(神戸市西区、木村昌一社長)は10月に第4工場を新設し、2022年内にも稼働する。ピペットチップや新型コロナウイルスのPCR検査用チューブなど、ライフサイエンス分野の実験機器の生産能力を現状比3―4割高める。投資額は約10億円。高品質・低コストの生産体制を強化して、北米や中国の大学・民間企業の研究開発ニーズを取り込む。現在約1割の海外売上高比率を、28年3月期に約5割へ引き上げる。

神戸市西区の産業団地「西神インダストリアルパーク」内の第1工場の駐車場部分に建設。3階建てで延べ床面積は約2100平方メートル。国の「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」を活用する。

新工場には射出成形機などを導入するほか、産業用ロボットを活用した自動化システムを構築し、高効率な生産を目指す。コスト競争力を高め、輸出先の地場メーカーに対抗する。深江化成は

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