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第49回「環境賞」贈賞式 大成建設など5件表彰

【2022年6月22日付 総合1面 日刊工業新聞電子版

国立環境研究所(国環研)と日刊工業新聞社は21日、第49回「環境賞」(環境省後援)の贈賞式を都内で開いた。環境大臣賞に輝いた大成建設の「自然と共生し地域と交流する工業団地」をはじめ計5件を表彰した。木本昌秀国環研理事長は「我が国と世界の環境保全活動の発展に寄与することを期待している」とたたえた。

受賞者を代表し、大成建設の谷山二朗専務執行役員サステナビリティ総本部長は「ハードとソフトの両面の推進でなり得た。多くの関係者が同じ思いを共有できた」と喜びを語った。同社などは静岡県富士宮市に工業団地を整備。ハード面で徹底した自然環境の保全・再生を実施しソフト面では工業団地進出企業や地域の産学官民が持続的に自然と関わる仕組みを構築した。

来賓の大岡敏孝環境副大臣は「研究を強みに市場競争に勝ち残ってほしい」と祝辞を述べた。松野建一審査委員長代理(日本工業大学理事)は「技術、独創性、有効性、将来性、経済性、活動実績を考慮して選考した」と講評した。

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