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信和化成、中国・江蘇省に自社工場 OEM製品安定供給

【2022年9月21日付 西日本面 日刊工業新聞電子版

【東大阪】信和化成(大阪府東大阪市、辻本正和社長)は、ベアリングやベアリングローラー、キャスターなどをOEM(相手先ブランド)生産する中国浙江省の工場を移転・拡張し、江蘇省の工業団地に自社工場を建設、9月中旬に稼働した。用途は昇降機や自動ドア、搬送機器など。日系など中国進出企業向けOEM製品の増産を進めるとともに、中国全土を対象に短納期、安定供給を可能にする。投資額は約5億8000万円。

新工場は敷地面積が従来に比べて約4・6倍の2万1000平方メートル。延べ床面積は熱可塑性や熱硬化性など各樹脂製品、金属加工品の製造棟と倉庫、事務棟を合わせ計1万1150平方メートル。熱可塑性や熱硬化性の各樹脂製品や射出成形品、ベアリング、ベアリングローラー、金型などを中国内で一貫生産するのが強み。現地子会社の晴和精密製造科技(江蘇省)が手がける。

コンピューター数値制御(CNC)旋盤なども増設し、現在の生産能力は年間150万個だが、現地調達を増やす顧客の増産要請に応えるためさらに設備を増強し、

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