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住商、バングラの工業団地が操業開始 第1期工事完了

【2022年12月14日付 総合4面 日刊工業新聞電子版

住友商事はバングラデシュ経済特区庁(BEZA)と、同国ダッカ管区ナラヤンガンジ県の経済特区(BSEZ)で建設を進めていた工業団地の第1期造成工事を完了し、操業を始めた。総事業費は第2期と合わせて130億円強。輸出加工企業や同国市場をターゲットにする家電や2輪、建材、消費財関連企業など第2期と合わせて約50社の入居を想定している。

同国の首都であるダッカ中心部から車で1時間以内でアクセスできる。周辺幹線道路の拡幅工事が進み、アクセス時間はさらに短縮される見通しだ。また周辺インフラの整備に円借款が供与され、変電所や道路、通信、ガスパイプラインなどが整備されている。

今後、需要に合わせて延べ床面積3000―4000平方メートルのレンタル工場も建設するほか、物流会社向けにレンタル倉庫の整備も検討中だ。第2期と合わせて190ヘクタールの開発面積のうち、延べ床面積2万―3万平方メートルの賃貸施設を設ける。

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