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酒井重工、インドネシアで路面切削機生産 東南アジアで拡販

【2023年4月5日付 機械・ロボット・航空機2面 日刊工業新聞電子版

酒井重工業はインドネシアの子会社工場で、ロードカッター(路面切削機)とロードスタビライザーの生産を2024年1月に始める。生産規模はそれぞれ年数台で、3―4年後には同20台を予定する。インドネシアだけでなく、マレーシアやシンガポールなど東南アジア地域全体で拡販を図る。

東南アジアの道路はアスファルト舗装で、メンテナンス需要が今後増えると見て、現地生産を決めた。ゆくゆくは鉱山会社向けに、20トンローラーの生産も計画する。

路面切削機は新しくアスファルトを舗装する際、古いアスファルトを削ってはがす建設機械。ロードスタビライザーはアスファルトと路盤を現位置で破砕混合する再生路盤工法に使う施工機械。路面のメンテナンス需要をはじめ、新しく建設される道路の需要も見込む。

エンジンをはじめ主要部品は日本から供給し、

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