秋田県は24日、秋田市に整備予定の「秋田市下新城地区工業団地」で再生可能エネルギーを利活用するためのマスタープランを策定したと発表した。工業団地は2026年度にも分譲を始める見通し。県は風力発電による電力を最大限活用し、県産再生エネを同工業団地に供給する。28年頃の供給開始を目指し、関係者と調整を進める。
新工業団地の面積は約25万平方メートルで、沿岸部の大規模ウインドファームのほか、秋田港湾内洋上風力発電所や男鹿市・潟上市・秋田市沖洋上風力発電(公募中)などに近接して立地する。県では立地優位性を最大限生かす考え。
風力発電や近隣の太陽光発電所(PV)、県営水力発電所を電源とし、…