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大森機械、包装機増産 新潟・長岡に新工場

【2023年7月7日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

市内で移転、働き手確保

大森機械工業(埼玉県越谷市、大森利夫社長)は、自動化対応で大型化している包装機械の生産体制を強化する。2025年中に長岡工場(新潟県長岡市)を移転して同市内に新工場を建設し、組み立てスペースを現在比2・1倍に拡大する。投資額は土地1億8000万円、建屋20億円を見込む。状況をみて越谷工場(埼玉県越谷市)も建て替えを検討する。同社の23年5月期売上高は222億円で26年5月期に300億円を目指す。

大森機械工業は、食品や薬品の包装機械を手がける。近年は個包装が増えた上、顧客の生産現場で人手不足が慢性化。1台で複数の工程をこなすために設計した機械が大型装置化している。国内3工場のうち、長岡工場と越谷工場は比較的古く手狭だった。

4日に長岡市の工業団地「西部丘陵東地区産業ゾーン」の2万2517・45平方メートルの土地を取得した。新工場の建築面積は9860平方メートル。組み立てスペースは延べ床面積で6070平方メートル。天井高を現在より高くする。完成は

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