【福島】福島県郡山市内の小学生を対象とした「なつやすみ工場見学バスツアー」が開催され、市内の金属レーザー加工の現場や造成中の郡山西部第一工業団地を見学した。郡山市や郡山商工会議所などで構成するこおりやま産業博実行委員会と、市や地元企業などで組織するオープンファクトリーKORIYAMA実行委員会による協力企画で、工場見学ツアーは初の試み。小学生28人と保護者の計42人が参加した。
最初の訪問先の北斗型枠製作所ではコンクリート製品を作る金属製型枠の製造現場を見学。型枠の役割や作り方の説明を受けた後、子どもたちは実際のモノづくりにも挑戦。レーザー加工や折り曲げの技を生かし、同社の若手社員が今回のために準備した貯金箱キットを使って、ブタやネコ、ゾウ、イヌといった顔を持つ4種類の貯金箱の組み立てに熱心に取り組んでいた。