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横浜石英、福島・白河に新工場 半導体装置向け増産

【2023年8月10日付 電機・電子部品・情報・通信2面 日刊工業新聞電子版

横浜石英(横浜市旭区、南勝也社長)は、福島県白河市に工場を新設し、同社の半導体製造装置向け石英部品の加工能力を現状比2倍に引き上げる。2026年1月に稼働予定。稼働後、2年以内をめどに新工場で10億円規模の売上高を目指す。新工場の稼働時期はできるだけ前倒ししたい考え。

24年9月をめどに白河市内の工業団地で約2万3000平方メートルの敷地を取得する計画。新工場の延べ床面積は約3000平方メートルと見込む。投資額は約20億円で、原発事故被災地などを対象にした国の補助金「津波・原子力災害被災地地域雇用創出企業立地補助金」で一部をまかなう。新工場では石英の研削加工などを行う。

横浜石英は同業のヒメジ理化(兵庫県姫路市)の完全子会社。横浜市旭区の本社工場のほか、

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