Powered by 日刊工業新聞

ニュース

双日、屋根置き太陽光発電新会社 インドネシア大手と共同出資

【2023年11月21日付 総合4面 日刊工業新聞電子版

双日は20日、インドネシアの屋根置き太陽光発電大手のPTエナジ・ミトラ・インベスタマ(EMI)と共同出資会社PTスルヤ・ニッポン・ヌサンタラ(SNN)を設立したと発表した。同国の工場や商業施設向けに屋根置き太陽光発電設備の設置事業を展開する。出資比率はEMIが51%、双日が49%。発電量の6割以上を石炭に依存する同国で再生可能エネルギーの導入を通じて脱炭素を推進する。

SNNは、双日が運営に関わる同国のグリーンランド・インターナショナル・インダストリアル・センター工業団地で2030年までにピーク時10万キロワット規模の太陽光発電設備の導入を計画する。約2200ヘクタールを有する同工業団地の入居企業の施設の屋根に設置する。

EMIはインドネシアで7万キロワットの太陽光発電設備を保有・運営するほか、電気自動車(EV)の充電設備なども展開している。双日はエネルギー事業を手がけるEMIのグループ会社とも連携しながら、蓄電池やEV関連事業のほか水素・アンモニアといった新燃料供給サービスの展開も検討する。

おすすめコンテンツ from Biz-Nova(ビズノヴァ)

ページトップ