Powered by 日刊工業新聞

ニュース

ワインデング福島、巻き線モーターで新棟 6億円投資、自動化ラインで高品質量産

【2024年1月24日付 機械・ロボット・航空機1面 日刊工業新聞電子版

顧客要望に最適対応

【いわき】ワインデング福島(福島県南相馬市、清信正幸社長)は、南相馬市内に産業用巻き線モーターの新工場を建設する。自動化機器を導入し、高品質なモーターの大量生産体制を構築する。2024年8月に完成予定。投資総額は6億9000万円で、経済産業省の企業立地補助金などを受けた。同市内の既存工場でのユーザーの要望に応じた手巻きコイル製品の多品種少量生産との両輪で、幅広い市場ニーズに対応する。

新設する「原町第2工場」は、既存の原町工場(福島県南相馬市)の隣接地に取得した3000平方メートルの用地に建設する。建屋は2階建てで延べ床面積は2200平方メートル。

コイル巻き、絶縁紙などを本体に一緒に投入する装置や成形機、コイル結束機、仕上げ機などを中心に計10数台の生産設備を導入する。鉄、銅、紙、樹脂、糸とさまざまな材料を組み込む工程を機械化・自動化することで、

日刊工業新聞電子版で続きを読む
(電子版への会員登録・ログインが必要です)

おすすめコンテンツ from Biz-Nova(ビズノヴァ)

ページトップ