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WAZUKAHD、富山・射水に物流拠点 関東・中部で事業拡大

【2024年3月14日付 西日本面 日刊工業新聞電子版

【富山】WAZUKAホールディングス(HD、京都府木津川市、杉本哲也社長)は、富山県射水市に物流拠点を建設する。投資額は約5億円。同社は関西を地盤とする運輸業者だが、近年は関東や東北、北陸などに物流網を広げている。新拠点を新潟県や東北地方へのアクセス拠点に位置付けるほか、関東や中部での事業拡大の足がかりとする。早ければ年内の稼働を目指す。

新拠点は射水市の沖塚原企業団地に建設する。敷地面積は約7000平方メートル。事務棟や倉庫、車庫などを整備する。建屋の詳細は今後詰める。北陸自動車道小杉インターチェンジ(IC)や国道8号線に近接する好立地であることから進出を決めた。施設の運用は子会社のとらすと(石川県能美市)が担う。とらすとは同拠点に本社を移転する。

WAZUKAHDの北陸拠点は現在、金沢市と石川県加賀市に立地する。隣県の富山県に拠点を設けることで、

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