Powered by 日刊工業新聞

ニュース

シャープ、エジプトに合弁 冷蔵庫生産、46億円出資

【2024年7月26日付 総合3面 日刊工業新聞電子版

シャープは25日、エジプトで家電の製造販売を手がけるエルアラビ(カイロ市)と大型冷蔵庫の生産を担う合弁会社の設立で合意したと発表した。出資額は3000万ドル(約46億円)で、出資比率はシャープが20%、エルアラビグループが80%。カイロ北部のクエスナ工業団地に新工場を設立し、2026年3月の稼働を予定する。年間40万台の生産を見込み、27年にエジプト市場で約50万台の販売を目指す。

アフリカや中近東では家電製品の市場が拡大しており、エジプトでは冷蔵庫の大型化が進む。新工場では容量600リットル以上の製品を生産する。多軸ロボットによる自動化なども進める。シャープとエルアラビは04年から、エアコンの生産や販売で協業してきた。

おすすめコンテンツ from Biz-Nova(ビズノヴァ)

ページトップ