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チェーンをつなぐ/伊藤製作所 人の安全守り操業リスク減

【2024年8月16日付 モノづくり面 日刊工業新聞電子版

山形市と山形県上山市にまたがる「蔵王みはらしの丘」産業エリアに本社工場を置く伊藤製作所。半導体製造装置関連部品、自動車用各種機能部品などの精密切削加工を手がけている。現状においては、売上高に占める半導体分野の割合が約60%になるという。事業を継続していく「継続力」の強化に向けて、2023年には中小企業等経営強化法に基づく「事業継続力強化計画」を策定した。

伊藤明彦社長は「人の安全を徹底し、工場を止めない環境整備づくりが大きな力点になる」と説明する。同社のみが供給する部品もあり、機械操作中の事故などを徹底的に防ぐ考え。旧本社工場は住宅地の密集エリアに立地し、17年に現在の産業団地内に移転。周辺の火災などに巻き込まれるリスクは減った。

移転後、

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