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阪急阪神エクスプレス、ケニアに第2倉庫 アフリカで一括受託強化

【2024年10月11日付 生活インフラ・医療・くらし1面 日刊工業新聞電子版

阪急阪神エクスプレス(大阪市北区、谷村和宏社長)は、ケニアに2カ所目となる物流拠点(写真)をナイロビ市に新設した。同市内にある現在の倉庫と同じサンフラッグ工業区(倉庫団地)に立地。物流業務を一括受託するサードパーティー・ロジスティクス(3PL)需要の増加に対応する。

新倉庫の面積は約1000平方メートル。在庫管理システムや防犯監視カメラなどで、貨物の保安やサービス品質、セキュリティーを確保する。現倉庫はケニアにある東アフリカ最大貿易港のモンバサ港などに着いた輸入コンテナ貨物を、内陸国のウガンダやルワンダ、ブルンジ、タンザニア向け陸送に積み替える拠点で、手狭となっていた。

同社はケニア現地法人を通じて同国と南アフリカに拠点を展開。南アフリカでは8月にヨハネスブルク第2倉庫を開設、今冬にはダーバンで倉庫の移転拡張を計画するなど、アフリカの事業基盤を拡充している。

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