【岡山】岡山県瀬戸内市とアイリスオーヤマ(仙台市青葉区、大山晃弘社長)は14日、市が造成した産業団地に同社が新工場を建設するのに伴い、立地協定と包括連携協定を結んだ。公害防止や雇用創出、防災・減災や地域産業振興などに協力して取り組む。
アイリスの「岡山瀬戸内工場」は9月に完成した第2宮下産業団地の全区画に立地する。投資額は200億円。2025年上期に着工し、26年から29年まで3期に分けて完成する。
敷地面積6万平方メートル、延べ床面積8万平方メートルの鉄骨造5階建て。3万8000パレット収容の自動倉庫を整備する。工場の生産品は当初の家電からパックご飯に変更した。200人を雇用し、うち160人は新規に雇用する。
大山社長は「関西向けをはじめ中国、四国への物流の便がいい」と岡山進出の理由を説明した。