【大分】大分県は一般会計が前年度当初予算比1・9%増の7026億円となる2025年度一般会計当初予算案をまとめた。7000億円台は2年ぶり。24年9月に策定した33年度までを見据えた「大分県長期総合計画」実行のための積極的な編成となった。
佐藤樹一郎知事肝いりの予算特別枠「新しいおおいた共創枠」は、前年度比約6億円増の34億6800万円。官民連携による産業用地の推進やイノベーション創出促進に向けた企業人材育成プログラムの創設など計115事業を充てる。
交流人口拡大につながる地域資源磨き上げの取り組みを支援する地域未来創造総合補助金に5億円、防災情報通信システム更新事業に12億2204万円、企業立地促進事業に13億9652万円をそれぞれ計上した。
25日に始まる県議会に上程する。