【静岡】静岡県は10日、2025年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比4・3%増の1兆3723億円と過去最大。産業振興など次期総合計画で示した重点取り組みに集中配分する。スタートアップ支援事業費を同2・75倍に拡充し「スタートアップ先進県」実現に向けた取り組みを強化。企業誘致と産業団地の開発も加速し、新たな産業活力を形成する。
スタートアップ支援事業費6億8000万円を計上した。ベンチャーキャピタル(VC)と連携して交付金を給付する資金調達支援制度を都道府県レベルで初めて創設。現在の約180社から28年度に260社とするスタートアップ創出目標に向け弾みを付ける。
VCの投資額と同額を県が補助するもので、…