福島県や福島イノベーション・コースト構想推進機構(福島市)は、東京都内で「福島イノベーション・コースト構想企業立地セミナー」を開いた。経済産業省との共催で、企業経営者ら約100人が参加。佐藤宏隆副知事は「官民問わずさまざまな方々が集う福島県は大きなチャレンジができる場となっている。このセミナーを契機に多くの人が福島で新たな挑戦の第一歩を踏み出してほしい」と呼びかけた。
セミナーでは国家プロジェクトである福島イノベーション・コースト構想に関する県や国の取り組み、東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所事故からの復興に向け整備された新たな産業用地、充実した優遇制度など同県の企業立地環境を紹介した。
また、食用に適さないコメを利活用したバイオマスプラスチックを製造販売するライスレジン(福島県浪江町)の渋佐寿彦最高経営責任者(CEO)兼最高財務責任者(CFO)が基調講演した。