英、移行期間延長の可能性
新型コロナウイルスの感染拡大は、英国と欧州連合(EU)との将来関係協議にも影を差している。1月末にEUを正式に離脱した英国は、12月末までの移行期間中は、これまで同様にEUとの間で関税や非関税障壁なしの貿易を続ける。3月初旬に移行期間終了後の新たな関係協議が開始され、6月中旬に全体的な進捗(しんちょく)を評価することを目標に、2―3週間サイクルで集中討議が予定されている。
英EU間の取り決めでは、7月1日までに双方が合意すれば、移行期間を1年もしくは2年延長することができる。だが、…
日刊工業新聞電子版で続きを読む
(電子版への会員登録・ログインが必要です)