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コラム

【連載】グローバルの眼/中国経済、来年の見通し

【2020年11月25日付 国際面 日刊工業新聞電子版

■7%前後の高成長か

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が中国・武漢で広まっておよそ1年を経過した。

これまでのコロナ禍との闘いを振り返ると、当初は名前もない正体不明の感染症に接して社会不安になったため、1月20日に習近平国家主席はコロナ対策に全力を挙げるよう指示、1月23日には武漢をロックダウン(都市封鎖)することとなった。2月中旬になると爆発的感染が峠を越えたため、中国政府は“復工復産”を旗印に経済活動の再開に舵(かじ)を切った。そして4月8日には武漢の都市封鎖を解除、5月下旬にはコロナ禍で遅れていた全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開催に漕(こ)ぎ着け、財政・金融両面での景気テコ入れ策が本格的に動き出した。そして、中国経済の成長率を見ると、1―3月期には前年比6.8%減まで落ち込んだものの、4―6月期には同3.2%増、7―9月期には同4.9%増と2四半期連続で持ち直し、回復が遅れていた個人消費が持ち直した10―12月期にはさらに経済成長が加速し(筆者の予想では同6.6%増)、20年通期では前年比2.0%増とプラス成長を維持できる見通しとなってきた。

それでは、来たる2021年の中国経済はどうなるのだろうか。…

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